レイクバカラック 釣行記 その2

12月30日:釣行1日目
ここからがようやく釣行となるが、2日間待たされたお陰でやる気は十分、結果は如何に?
ボートはロッジから車で1分ほど下った場所(歩いてもいける距離)にあり非常に便利である。更にボートは全て新艇!60psクラスのエンジン、リモートコントロールのエレキ、魚探、ライブウェル、クーラーボックスなどフル装備。デッキも広く2人でも余裕の釣りが出来るのでこれらも非常にポイントが高かった。

フル装備の新艇

ここまでは非常に順調に進んできた訳であるが、しかしながらここからが大変であった。
今年のバカラックは雨が多く増水しているとの情報であったが、実際に行って見ると生木が頭まで浸水するほど増水しており、かつ濁りも入ってまったく別の湖になっていた。
例年までであればシャローには枯れた立ち木が無数に点在し、プレッシャーの少ないバカラックでは格好のポイントになっていたのが今年はそれらがことごとくディープに消え去っており、「今年の魚はどこで産卵するの?」という感じであった。
その代わりにウィノロと呼ばれるトゲトゲの生木が水没して邪魔をしてシャローエリアにはボートで侵入できない。また、木の周りを攻めようにも枝が邪魔をしてタイトに攻められないためかなり苦戦を強いられた。
(ちなみにフロリダバスは回遊性が強く実際に魚が立ち木についているかは疑問であるが、いづれにしても狙いどころがあるとないとでは大分集中力が違うものである。)

去年のバカラック     今年のバカラック
完全に生木が水没している)

ガイドのマリオと私
(とりあえず記念撮影)

今回は「マリオ」というガイドが我々の相手をしてくれた。
彼は我々が3回目のバカラックだということで釣り方に対してアドバイス等はあえてしなかったが、魚の習性に応じたポイント移動や我々の釣りやすいよう操船してくれるなどなかなか頼もしかった。

初日の午前中はまず表層を中心に、トップウォーター、スピナベ等で攻めるが反応が薄く、スピナベ、センコーに2lbクラスが各々1本食ってきたのみであった。
その後はスローな攻めに変えて定番のゲーリー8インチグラブのテキサスで狙い始める事に。しばらくアタリがないものの、日が出てきて暖かくなった頃に活性が上がり始めバイトが出てきた。そこに同行の新海さんにいいサイズがヒット。最初はあまり引かなかったようで「5,6lbクラスかな?」なんていいながら引き寄せると何とかなりの大物。姿が見えてからは大物特有のボート下に突っ込むが流石に昨年11.5lbを上げている新海さん、余裕のランディングで測ってみると10lbにわずかに足らない9.7lbであった。(うーん、残念)

新海さんの9.7lb
これで自分の活性もあがり集中して釣りをするものの、その後はピタリとバイトが無くなり結果的には2人で合計6本、9.7lbを新海さんがキャッチしたもののその他のサイズは2~3lbクラスと非常に寂しいものであった。
しかしながら午前中の釣りから帰ってきた川原崎さんも8.4lbをキャッチし、渋いながらもデカイ奴はいる事が確認された。

が、ここからが修行の始まりで、午後は全くバイトがとぎれ自分は痛恨の半日ボーズ、新海さんも2lbクラスが2本という情け無い結果に終わってしまったが、これは修行の序章でしかなかった。

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