1月4日:最終日(半日)
今日がホントに最後の半日である。とはいえダメもとでの延長なのであまり気負わずにやることにする。
まだ早いうちに昨日新海さんが8.5lbを釣ったエリアで根掛りと間違う良型特有のバイトがあった。渾身のフッキングをし一瞬ラインがきしむ音を感じるものの、食い込みが悪かったようでフッと外れてしまった。マリオもバイトの瞬間を見ており「Grande」の言葉を発していたが、これでどうやら最後のチャンスを逃してしまったようである。
最後までツキは自分に向いてないようでその後も釣れるサイズが新海さんは3lb、自分は1.5lbと担当サイズまで出来てしまったようである。。。
11時を過ぎて後1時間弱といった所でマリオが今までと雰囲気の違う岩盤エリアに移動した。去年まではこのようなエリアが沢山あったのだが増水のお陰で今年は殆どこういったエリアを攻めることが無かったので少し期待してキャストする事に。
岩盤の上に落として、そこからワームを落とすなど今までとは違った攻めをするがやはり反応はない。残り30分って時にラインが水中の木に絡まり、ため息混じりにそれを取りにボートを移動、ボートがほぼ真上に来た時に急にラインが走り出した。それも結構な手ごたえだ。ボートの反対側に走る魚にエレキにラインが絡まる事を心配したが無事にネットインする事ができた。
計測すると8lbジャスト、60cmと念願の10lbは超えなかったが非常に嬉しい一匹であった。(9回裏の逆転ホームランという気分だ)
嬉しい8lbジャスト、60cm
という事で奇跡的に最後に良型をキャッチすることが出来て嬉しい釣行となったが、今年のバカラックは3回の中で一番厳しい釣行であった。
例年であれば4,5lbクラスの魚が入れ食いモードになる時間帯がどこかに来て50cm以下は見た目でリリースという贅沢な釣りを出来たのが、今年は3lbクラスの魚でも保険でデジカメに写すといった状況を余儀なくされた。
とはいえ11月ごろにはバカラックもいい釣りが出来たとの話は聞いているので、水位が落ち着く2月頃にはまた状況も変わるであろう。(特に12月に大雨がふって濁りが入ってしまったのが原因みたいである。同じくオーナーのテリーが所有するロッジがある Lake Huites の方はより濁りがきつく厳しいらしい)
サンドラ、ソフィア嬢
ロッジに関してはまだ工事中なのでペイントの匂いなどが気にはなるものの、湖には近く、部屋も大きく綺麗、食事もおいしく、ボートもフルリグとかなりポイントは高いでしょう。
特に食堂でお相手をしてくれるサンドラ、ソフィア嬢はまだ17,8歳と日本で言えばまだ高校生の年代でもあり、好奇心一杯なので是非話しかけてみましょう。きっと楽しいひと時を過ごすことが出来るはず。(但し、彼女らはスペイン語しか出来ないのでコミュニケーションは大変ですが我々が変な日本語を教えてきたのでお楽しみに)