メキシコ El Salto, Lake Mateos釣行記 その6

Lake Mateos初日
本日からはLake Mateosでの釣行である。
Lake Mateosは昨年の年末年始に訪れたのだが、荷物が届かないというトラブルのために自分のタックルでの釣りを満喫できなかったので今回はそのリベンジ戦である。
基本的にMateosは発展途上の湖で大物の確率はEl SaltoやLake Baccaracに較べて期待できないが、プレッシャーが少ない為にハードルアーでもちゃんと魚が釣れるため楽しい釣りが期待できる。

 

前回はガイドが今一つだった事、及び最終日にロッジマネージャのベニーにガイドしてもらい非常に好調だったため、今回もお願いしてベニーに1日半ほどガイドして貰った。
まず初日の午前中はベニーのガイドで釣りをスタートした。
一気にボートを進め釣りを始めるが、MateosはEl Saltoに較べて相当大きく30分程全開で走行してようやく最初のポイントに到着した。
ベニーの船はフットコンエレキ装備なので我々が先頭で操船しながらの釣りをさせてもらえる。よって自分で釣りをしている満足感が高いのであるが、相棒はエレキ操船が慣れてないので殆ど自分が先頭で釣りをする事になってしまいかなり釣果に差がでてしまったようである。
朝一は期待に反してスローであり、6時台にはノーバイトであった。
7時過ぎより活性が上がってきてスピナーベイトで40cm、30cmをキャッチ。
その後、ベニーの指示によりリザードのテキサスにチェンジしておよそ1時間で30~40cmのサイズを10本ほどの水揚げに成功。
その後、テキサスの着水ヒット等もあったのでスピナベ(DEPS Bカスタム)に持ち替えて8:40には49cmをキャッチ。
その後は完全にスピナベパターンがはまり、およそ5分に1本のペースで魚をキャッチ。10:20には52cm、4lb、更に10:30には推定58cm、6lbをキャッチした。

52cm 4lb

推定6lb

ここで推定と書いたのはガイドのベニーが上記写真を撮った直後に魚を「ポイ」と水に返してしまったからである。まだ重さも長さも測ってなかったのでこれにはベニーに文句をいうと「今のは8lbあった」と言い張るが、せいぜい見た目が6lbだったのでここでは6lbと記載しておく。
さすがにベニーもこれに懲りたのかこの後はデカイ魚が釣れると写真の前に計測する我々をおとなしく見守っていたのには自分も「ちょっと言い過ぎたかな?」と反省であった。
その後は他のルアーも試して見たかったのでSドライブを結んだロッドに持ち替えてキャストすると11:00に45cmクラスをキャッチ、その後8lbクラスがチェイスしてくるのが見えたがボート際でUターンしてしまった。(残念)
しばらくSドライブをキャストしたがその後は反応がなくなり、またスピナベに持ち替え40cmクラスを1本追加して午前中を終了した。

午後はガイドが変更になり通常モードの釣りに戻った。
半日だけのガイドだったので名前は忘れてしまったがポイントの選択などは悪くなく、それなりにストラクチャーのあるエリアでスピナベ、バイブレーションと言った巻き物を中心とした釣りで30~40cmサイズを15:30までに9本キャッチした。
その後1時間ほどはアタリが遠のきちょっとだれてきた、これはガイドも分かっておりこの時点で大きくポイントを移動した。
次の場所は今までとは雰囲気が違い切り立った岩盤エリア、ここに到着するや否やパラバラと雨が降ってきたのでレインスーツを着て釣りを再開した。
ルアーは今日一番反応の良かったスピナベ(Bカスタム 黒)を選択して岩盤の際にキャスト始める、数投目に急にスピナベのブレード回転が消えラインが横に走った。
日本ではめったにお目にかかれない種類のバイトなので大物を確信し渾身のフッキング。
その瞬間今までとは明らかに違う重さを感じすぐさまガイドに「ネット」と叫んだ。
そいつは今回の釣行で一番元気のいい奴でドラグをぐんぐん出していくが、オープンウォーターのエリア、かつ今年は昨年と違い自分のタックル(7ftヘビーアクションのロッドに25lbのライン)を選択しているのでやり取りも楽しむ余裕があった。
しばらくするとそいつも観念しガイドのネットに納まった。
かなり激しいファイトだったので8lbはあるのでは?と期待して計測を行なった。
しかしながらマテオスの魚はなかなか7lbを超えてくれず6lb10oz、57cmというサイズであった。(この魚で7lb以下なので午前の魚はせいぜい6lbというのを確信することが出来た)

6lb10oz

その後も一時的に降った雨のお陰で活性が高くなったようで30分ほどで40cmクラスを5本ほど追加して終了した。

この日はサイズも良く、数的にも一番釣れて一日で37本の水揚げに成功した。
相棒は午前中は初めてのエリアだったので調子が出なかったが、午後にはコツをつかんで26本の水揚げをおこなう事ができた。

この日の釣果でも27本は巻き物系のルアーでのキャッチであり、巻き物好きの人だったらマテオスはたまらないであろう。

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