Lake Mateos 最終日(半日)
長かった今回のメキシコ釣行もとうとう最終日になってしまった。
今日のガイドは2日目と同じく見張り小屋のお兄さんである。
今回の釣行では殆どスピナベとマグナムリザードのテキサスでの釣果なので色々とルアーをローテーションしながら攻めていった。
しかしながらやはり今回のヒットルアーは変わらず、8:00に55.5cm 6lbをスピナベ(これはダブルヒットで昨日と同じ構図で写真を撮影)、9:00に53cm 6lb4ozをテキサスでキャッチした。
ダブルヒット テキサスで捕った6lb4oz
9時以降は若干まったりとした時間帯になり、場所を移動しながら私はサイレントキラーやTimberflashといったビックベイトを投げまくり空からの鳥攻撃(わかるかな?)をかわしたりして楽しんでいた。
しかし昨日の午後から相棒は5lb以上のバスをキャッチしておらず、上記左の写真の逆バージョンを密かに狙っていたのであった。
という訳で既に残り時間も少ないので、ガイドに先ほどのエリアに戻るよう提案した。
10:50に相棒も待望のグッドサイズからの反応があり無事にランディングしたが、ここからが私のプレッシャーのかかる時間帯であった。
相棒の魚は53cm、実は自分はこの時「相棒の魚よりデカイ奴をかけて返り討ちや!」などと悪魔のような事を考えながらキャストを繰り返していたのだが、ヒットした魚は下の写真のように40cm弱の魚で、相棒のデジカメにはしっかりと逆バージョンを写す事ができ「めでたし、めでたし」であった。
最後のダブルヒット
その後は運も使い果たしてしまったようで追加ヒットはなく全日程を終了した。
見張り小屋のガイド 初日のガイド 湖のモニュメント 宿で一緒だったアメリカ人と
【付録】
今回はバスをキャッチした時間、サイズ(小さい奴は目測)を全て記録したのでそれに関して記載したい。(統計的には意味は薄いと思いますが)
特に今回は5回目のメキシコと言う事もあり、それなりに日本での釣りとの違いを感じている部分があったのが今回のデータにより何となく裏づけられた気がするので以降に行く人の参考になれば幸いです。
大きさ別キャッチ本数
El Salto Mateos 合計
60cm以上 1 0 1
~55cm 2 8 10
~50cm 2 6 8
~45cm 12 9 21
~40cm 14 43 57
~30cm 18 35 53
30cm未満 2 2 4
メキシコと言えば大物しか釣れない様な錯覚を持ってしまうが、これを見るとやはり小さい魚が居てこそ大きな魚が育っていることがわかる。ただし、日本だとかなりの確率で釣れる30cm未満の魚については合計でも4本と成長の早さも感じる事ができる。(勿論大きなルアーメインで釣っていることもあるが)
50cm以上の魚についてはEl Saltoが5/51と約10本に1本の確率、Mateosでは14/105と7~8本に1本の確率であった。
ざっくり言うと10本に1本は50アップの確率があるという計算になりやはり日本では考えられないほどのクオリティがある事がわかる。
El Salto Mateos 全体
All 45cm up 4lb以上 All 45cm up 4lb以上 All 45cm up 4lb以上
6時 0 0 0 4 0 0 4 0 0
7時 6 1 0 18 0 0 24 1 0
8時 8 1 1 13 4 3 21 5 4
9時 10 2 1 9 3 3 19 5 4
10時 2 0 0 14 4 3 16 4 3
11時 1 0 0 8 3 2 9 3 2
12時 0 0 0 0 0 0 0 0 0
13時 0 0 0 5 0 0 5 0 0
14時 5 5 2 7 1 0 12 6 2
15時 7 6 3 9 2 1 16 8 4
16時 10 3 0 10 5 3 20 8 3
17時 2 0 0 6 1 1 8 1 1
合計 51 18 7 103 23 16 154 41 23
フロリダバスは通常のノーザンラージマウスとフィーディングの時間が違うというのは知る人ぞ知る話であるが、ここでもそれなりの傾向は見える。
特に45cm以上、4lb以上のサイズについては明らかに朝一番より8時過ぎの方が多くキャッチされている事が読み取れる。
また意外に17時台の成績が悪いのも特徴として言えそうである。(勿論エルサルトについてはガイドのトイレ休憩があるので一概には言えないが。。)