年中行事となった福島県の桧原湖キャンプである。
早いもので同期の友だちと行くこの桧原湖ツアーも5年目になる。
毎年6月に計画している釣行なので勝手知ったるツアーであるが、今年は二人とも今年初の釣行なのでいやがおうにも期待が高まる。
19日は5時半ごろいつものこたかもり荘に到着した。
平日なので受付も余裕ですませて落ち着いて出船となった。
午前中は湖全体の状態をチェックするため北から南まで全体的にチェックをした。
まずは北にある糠塚島でミノーをキャストし幸先よく25cmクラスをキャッチ。
その後もチェイスはあるもののバイトには至らず移動、大川ワンドなどもチェックするが反応が無くトイレ休憩のためボートハウスに。
ボートハウスの桟橋ではお互いが用を足している間にお互いがダウンショットで1本づつキャッチ、なかなか反応は良い感じだ。
トイレ休憩後は今年は評判が良くない月島、二子島はパスして、一気に南に下りこの時期に実績の高い温泉ワンド脇のポイントで釣りを開始した。
狙い通りこのポイントでは反応が良く、飽きない程度にバイトが続くのでこのポイントで5本追加して午前中の釣りを終了。
昼食はこたかもり荘の食堂でとり前日ほとんど寝てないので1時間ほど仮眠休憩を取って午後の釣りに備えることに。
午後は2時からの出船で今までチェックしてなかった湖中ほどの赤土のワンドをチェック、自分の方はあまり反応がないが、相棒はスタンプ周りを丁寧に攻めて2本追加した。
風が強くなってきたので例のパターンを試すため風表になる鳥居前に移動し、ランガンで攻めると2回ほど水面を割っていいサイズが出たが残念ながらフックアップならず。相棒も一本フッキングするが、惜しくもランディング時にフックオフ。
同じストレッチを3回ほど流すとさすがに反応がなくなり、大川のシャローエリアに移動しせめるが反応なし。
残り時間も少なくなってきたので数を伸ばすために午前中に調子の良かった温泉ワンドに移動、ダウンショットにて攻めるが午前中のように反応は良くなかったが何とか3本ゲット。
そろそろ帰着時間なのでこたかもりワンドに移動して最後に2本30cm程度のサイズをゲットして1日目は終了となった。
本日のゲットは合計12本、やはり桧原湖は面白い。
2日目は休日なので釣り人も多くプレッシャーが高くなるので4時半に起床、速攻で支度して5時には出船した。
前日反応の良かった糠塚島周りからはじめるも、昨日と違い反応が悪く魚の姿も見えないため大川流れ込みを攻めるがここもだめ。
おなかの調子も悪くなってきたのでトイレ休憩にてボートハウスに戻り次の展開に。
昨日と同じく温泉ワンドに移動しまずは1本と思い粘る。
しかし相棒にはそれなりのサイズのバスを5本をゲットするが、自分にはまったく反応がなく心が折れかかるが11時半ごろにようやく20cmサイズを1本キャッチし午前中の釣りを終了。
昼食は同じくこたかもり荘でバルキーなカツカレーを注文し午後に期待した。
しかしながら赤土のバンクを狙うが午後もまったく反応がないため、心が折れてしまいボート上で30分ほど仮眠をとった。その間も相棒は粘っていたが反応は無かった。
困ったときの温泉ワンドという事で移動するが、ここでも反応が悪く煮詰まってきた。
時期はずれの春ゼミが鳴いているのでセミルアーを試すと1投目から反応があり、俄然やる気が出てきた。
その後はセミルアーには反応はなくなるものの、集中力が出てきたのでディープフラットの今までとは違う攻め方をすると3本ほど追加できた。
このまま同じ釣りを続けていくのも辛いので同じストレッチをもう一度流したら移動しようということにした。
この時点で時間は4時を過ぎており、気づくと周りに船がいなくなっていた。
スモールマウスの特性でプレッシャーが少なくなると急に食いが良くなる事があるのだが、このタイミングでパラダイスが待っていた。
今まではディープサイドで狙っていたのをバンク際に投げ込むと1投目から30cm程のバスをキャッチ、その後は1キャスト1バイトという状態で30分で5本を追加できた。
この調子でいけば20本はいけるか?なんて思っているとさすがに食いも止まってきてその後は1本追加して合計10本で今回の釣行は終了した。
終わってみればやはり桧原湖は裏切らなかった。
今年は9月ごろにもう一度トライしたいと思っている。