タイ王国フィッシングツアー3日目
昨日までで既に目的を達成してしまい満足してしまったタイ王国フィッシングツアー、しかし本日も更なる大物を狙って出撃するのであった!(本日も狙いはGiant Stingrayである)
5:00 起床
昨日は3時ストップフィッシング、マッサージもうけており本日は気合を入れて一時間早めの出発である。(でも筋肉痛で身体はボロボロですが)
6:00 定刻どおりジャクリットが迎えに来る
まだ暗い中、昨日行ったタイ式コーヒーの店に向った。
昨日と違ってこの時間だと活動してる人は少なく、昨日のフードコートも人がまばらでちょっと拍子抜けであった。
昨日と同じくコーヒーと揚げパンを食べながらジャクリットと釣り談義で盛り上がる。
やはり日本とは違い、タイではスポーツフィッシングという概念が浸透しておらずキャッチアンドリリースせず、釣った魚を自慢するために殺してしまう輩が多いとの事。
特に淡水系の魚は乱獲するとすぐに絶滅してしまうため、自分が食べる分だけキープすべきとの意見には自分も同意であった。
8:00
結局話しが盛り上がった関係で釣り場についたのは昨日とほぼ同じ時間。但し潮の関係で時合いは10時頃との事でマイペンライ(気にしない)である。
「昨日は風も強く、朝はタイにしては寒くあまり良いコンディションではなかったが、本日は暖かく、かつ風もなく絶好のStingray日和である。」とはジャクリット談。
昨日と同じく生き餌のバラマンディをサクっと釣り上げ仕掛けを投入、あとは待つだけである。
昨日大物を上げている余裕か、この日はハンモックに寝そべりったり、ジャクリットの別の趣味の話とかをしながらその時を待っていた。
10:00
そろそろ潮が止まり、上げ潮になる時間帯。
それまでのおちゃらけムードからマジモードにシフト、竿先に注意を払いながら待っているとふいに1本のロッドのリールが動き出した。
急いで桟橋を走って向かうも昨日と同じく反応が止まり、仕掛けを回収すると今度は餌のバラマンディがなくなっていた。。。
いづれにしても時合いが来てることは間違いない。
もう一本のロッドも仕掛けを確認、再度投入し次のアタリを待つこととした。
11:00
何も反応なし。。。
つまらないので生簀の脇のポイントをバスタックルで攻めるが、これも不発。(運がよければ30cm位のバラが釣れるらしい)
12:00
何も反応なし。。。。
お腹が空いたのでタイランチ(フライドライス)+レッドブルでランチ。
13:00
何も反応なし。。。。。
今度はジャクリットがバスタックルで攻めるが不発。
自分はつまらないのでハンモックでシエスタ。
14:00
何も反応なし。。。。。。
この時間帯になると潮が動き出してきており時合いは去っているはずなので、ルアーロッドでアンダーキャストの練習。(何やってるんだろ、俺?)
15:00
何も反応なし。。。。。。。
16:00
何も反応なし。。。。。。。。
この時間帯はバラマンディの生簀に餌を投入するとの事、餌の魚のミンチの臭い、結構キツイっす。
ヒマなのでここのスタッフが餌をやる風景を見てたが、すぐに飽きたのでハンモックでお休み。
17:00
未だに反応なし。。。。。。。。
18:00
辺りも暗くなりジャクリットも「そろそろ終わりだね」という事で帰り支度を始めることに。
ジャクリットの持ってきたロッドは早々に片付けて、もう一本のロッドはそのままに身支度を済ませた。お世話になったスタッフに「また来るね」と挨拶をしたその時、今までピクリともしなかったリールがドラグをジージー言わせて走りだしたではないか!
これぞメイクドラマ、9回裏の逆転ホーマーである。
急いで桟橋を走って(暗いので結構危険)ジャクリットがロッドをホールドしフッキング、ロッドを渡して貰いこれからが本番である。
昨日の夕食時にジャクリットから教えてもらったモンスターを上げるための動作(腕は使わず、身体の上下動でリフトする)を使いリズミカルに魚を寄せてくる。
しかしこの時間帯は「魔の時間帯」、ここでの敵は魚だけでは無いのであった(>。<)
その敵の正体とは
「プーン、パシン」そう、魔のモスキートとの戦いが加わるのであった。
比較的簡単に近くまで寄せてきたのであるが、あと40mというところで”こいつ”もスタックしてしまった。
昨日の相手はテンションをかけていたら10分程度で動き出したのだが、”こいつ”は全く動く気配がない。
30分ほど膠着状態が続くと、昨日のファイトの疲れが身体を蝕んできて腕、腰ともに全く力が入らない状態になってしまった。
その後30分ほどは誰の助けも借りずに”こいつ”と格闘したが10mも動かず、結局しびれを切らしたジャクリットがお手伝いを始めたのであた。。。
その後、またまた4人がかりで残りの30mを30分かけて寄せることになったのだ。「おそるべGiant Stingray、タイ王国」
この時点で7:30、周りは既に真っ暗なのでサーチライトを使って魚体を確認すると「あれ、何か小さいぞ?」
結局1時間半かけて釣り上げた”こいつ”は昨日の魚の半分くらいの大きさ、9回裏の逆転ホーマーというより押し出しゲーム終了って感じでした。
まあ、せっかくなので昨日と同じく浅瀬にて写真を撮って終了。
最後に今回の釣行でお世話になった現地のスタッフと写真をとってタイバンコクの釣行は終了となったのであった。
その後、ジャクリットにはバンコク市街のホテルまで車で送ってもらい次の日はバンコクでの観光を楽しんだのであった。
以上