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Thailand Fishing tour in 2015 (Day3 2015.3.9)

本日も5時半に起床、さすがに良く寝たので体調はバッチリだ。

今日はボートのローンチの必要が無いので、朝6時から夕方6時まで目一杯釣りを行うスケジュールである。但し、3月から5月はタイではHot Seasonで非常に暑いため11時~2時の間は上陸して昼食、及びシエスタの時間とした。(ここら辺りはメキシコでのバス釣行と同じ感じかな)

午前の部:
昨日はもう一つのターゲットであるジャングルパーチが釣れてなかったので、朝一はこれを狙うことに。
Nopによればジャングルパーチはトーマンより簡単に釣れるという話なのだが、今回はトーマンの方がイージーな気さえする、釣りっていうのは奥が深いものだ。

基本的にトーマンはウィードの茂るエリア、ジャングルパーチはウィードの少ないロックエリアに棲息するため釣り分けは可能なので水通しの良さそうなロックエリアにて釣りを開始。

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ジャングルパーチのポイント

朝は魚が上ずっているのでトップウォータープラグをチョイス、ルアーはメガバスのDog-X Jrコアユである。
実はこのルアー、自分の選択というよりNopが「このルアーはジャングルパーチには最高だよ」という事で選んだのだが、タイでも日本のルアーは人気でNopも沢山の日本製ルアーを所有していた。
(そういう意味でタイのルアーフィッシャーマンは日本人に対して好意的だと感じている)

Dog-Xといえばドッグウォークという事でキャストしてドッグウォークさせているとNopから「Fast retrieve」との声がかかる。Nopも同じルアーなのだが、超高速リトリーブである。
所変われば品変わるではないが、ターゲットによって同じルアーでも使い方に違いがあるのも面白いところである。
彼の釣り方に習ってこちらも高速リトリーブをすると、「バシャ」っと水面が割れたが惜しくもフッキングせず。
もう一度同じポイントにキャストすると再度「バシャ」っと魚が出たので今回は重みが乗るまで待ってフッキング、無事に今釣行初のジャングルパーチ捕獲に成功した。

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釣行発のジャングルパーチ

写真をみるとわかるようにジャングルパーチはヒレが大きいので、サイズの割には引きが強いのでなかなか楽しいターゲットであった。
Nopも同じポイントでジャングルパーチを捕獲したが、結局この日のジャングルパーチはこれで打ち止めであった。

朝一に気持よく魚をキャッチして続いてはトーマン狙いにシフト、Nopお勧めのウッドフロッグを岸際にキャストしてゆくと今度は可愛らしい30cmほどのトーマンをキャッチ、Nopも同じようにトーマンをキャッチした。

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その後は時合も過ぎてキャストをひたすら繰り返すも11時までノーバイトにて午前の部を終了とした。

やはり日が高くなると異常に暑いので消耗が激しく、まずはコテージにて昼寝することに。1時頃に起きて車でレストランに向かうが車の温度計を見たら38度を指していた、どうりで暑い訳である。

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本日の昼食はNopお勧めのレストランにてタイ料理である。
ローカルのレストランにしては小洒落た感じでなかなかいい雰囲気の中、美味しいタイ料理を満喫して午後の釣りに望むことに!
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美味しいタイ料理の数々
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黄色い液体は”チュウガケン”と呼ばれるサトウキビのジュース、なかなかくせになる味だった。

 

午後の部:
昼寝+美味しいタイ料理で気分もリフレッシュし午後の部を2時頃スタート。
釣れないのが当たり前というのが理解出来たので無我の境地にたち延々とキャストを続ける。

1時間ほどはノーバイトであったが、移動したエリアでは時合なのかトーマンの波紋が確認できるようになってきた。
再度集中力を高めてキャストを続けると本日初の激しい水柱が!

魚体を確認していたので、それなりの魚だとわかっていたので慎重にやり取りをしてネットイン。およそ60cmとサイズアップのトーマンをキャッチできた。

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サイズアップのトーマン(約60cm)

「Believe in myself」こんな言葉が浮かんでくるシーンであった。

2日連続でそれなりの型の魚を見れるなんて期待してなかったので「Mission Complete」の2文字が頭に浮かんできたが、まだまだ時間はあるので更なる大物を狙って釣りを再開した。

4時頃にはラバーのフロッグに「バシャッ」と出たので大物か?と思いきやこいつは今回最小のかわいいトーマンであった。

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その後もエリアを移動しながら探っていくが反応がないので結局先ほどのエリアが一番良さそうなので、最後はそこに戻って釣りを開始、しかしながらさすがに時合は過ぎてしまったようである。
バイトは無かったのだがウィードの生い茂るポイントでもう一人のガイドのオンが何かを発見した。

「トーマンの赤ちゃんボールである!」

解説するとトーマンは卵が孵化してからも母親が見守っており、空気呼吸が必要なトーマンはある間隔で浮上して呼吸するのだが、赤ちゃんの場合比較的短い周期で浮上するためそこにルアーを通して赤ちゃんの浮上を邪魔すると、下で見守っているお母さんが怒ってルアーにアタックするという釣り方が出来るのである。(多分この釣り方は賛否両論あると思うが)

彼ら(ガイド)は経験的にこのような赤ちゃんには「ビッグママ」が付いているという事を知っており、自分より彼らの方が興奮しており3人がかりで狙うこととした。
作戦としては赤ちゃんボールが現れたらまずはNopがバズベイトの高速リトリーブをしてママを挑発、その後に自分が少しリトリーブスピードを落としてたバズベイトで誘い、もし自分のキャストが失敗したらオンが続いてキャストしてロッドを持ち替えるというものである。

自分にとっては初めての経験で、言われるがままにキャストをするが半信半疑でキャストしていたが、30分程したところでNopのバズベイトにママがアタックしてきた。

「デカイ」

しかし敢えてリトリーブスピードを早くしているためフッキングせず。

こんな姿を見るとこちらもさすがにテンションが上がってきたのだ!
その後キャストを続けていくと自分のバズベイトにもアタックしてきた、しかしリトリーブが早すぎたのか残念ながらフッキングせず。


赤ちゃんボールを狙ったキャスト(最後のキャストにはバイトシーン収録)

結局この日はこのアタックを最後に反応が途切れて、辺りも大分暗くなってしまったので明日の朝にもう一度挑戦する事でストップフィッシングとした。

本日の釣果:
トーマン: 3本(60cm、40cm、30cm)
ジャングルパーチ: 1本(25cm)

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